レッスンに通ってくださる方の多くが
「私は体がとても硬くて・・・だから、前屈が出来るようになりたいんです!」
と仰います
女性でバリバリに体が硬い人というのは、そんなにいないんじゃないのかな~というのが私の感想です
硬いんじゃなくて、硬くなるような使い方をしているだけです
床に手をつくくらいの柔軟性はみなさん、持って生まれているはず・・・と思っています
で、前屈が苦手な方というのは、前屈を腰から折り曲げて行おうとする傾向が強いですね
前屈は腰からではなく、股関節から折り曲げて行うのです
そして、力みを抜くこと
「そもそものやり方がわからないんです」
的なことをおっしゃる方も中にはいらっしゃいますが、順序が逆です
どんなに正しいやり方で行ったとしても、力んでいては元も子もありません
力んでいては、動けるわけがないからです
力を抜く法が先です
あそこを抜いてここを抜いて・・・と言い出すとキリがないのですが、絶対的に力を抜いていて欲しいところというのがあります
それは、脚の付け根
股関節の力です
前屈が苦手という方は、みなさん間違いなく「股関節」に力が入っています
まるでおしっこを我慢している人みたいな感じになっています
股関節に力を入れてしまうと、その流れで膝にもロックがかかってしまいます
この2点に力みが入ったら最強です
「裏モモがツラい・・・」
の原因はここです
で、裏モモがとてもツラいのでさらに力んでしまって、今度はおなかに力が入ってしまいます
横から見ると腹筋をしているようになっています
こうなってくるとツラいので背中にも緊張がはしり、前屈できるようになるわけがありましぇ~ん
まずはまずまず、股関節をゆるフワに保たなければ話は始まりません
骨盤を前傾方向にもっていき、脚の付け根、股関節のエネルギーを後ろに抜くようにして緩やかにたたむ
また、前屈が出来るようになりたい方というのは、とにかく
「手を床につけなきゃ!膝を真っ直ぐにしたままやらなきゃ!」
という気持ちが強いです
どちらも力みにつながります
始めは膝を曲げたままでもいいのですよ!
*曲げた時に、力んで曲げないように!股関節と同じで、緩やかに抜かなくては曲げている意味がなくなっちゃいます
前屈時にどこに力が入っているか、何が邪魔しているかというと、大まかにいうとこんな感じです
これを改善するだけでも、前屈したときのツラさはかなり軽減されます
後は、ひたすら自分の体とコミュニケーションをはかるだけ
まぁ、ここが一番難しいかもしれませんが、自分の体です
諦めずに語りかけて下さいませ
きっとお返事してくれるはず
だって
出来るようになりんたいんですよね?
let’s try!!
0コメント