さて
あなたの正面はどこでしょう?
何をしょうもないことを聞いているんだ、という感じでしょうか
レッスンでは、最初にストレッチポールの上に仰向けに乗ってもらって体を緩めて、それからピラティスへ、という流れなのですが
ピラティスってほぼほぼ仰向けで行います
以前から気になっていたのですが、仰向け状態で自分の正面に視線が来ていない方が多いです
首が真っ直ぐのポジションにきていない、ということも大きな要因ではあると思うのですが、首が曲がっていようがねじれていようが、正面をとらえる人はとらえるのでね
違う何かが働いているんだな、ということになると思うのですが
ただの「クセ」では片づけてはいけないかなぁ~と思うのです
こういう方に多いのは「左右の視力の差が大きい」ということ
もしくは、片側に強く乱視がある
できればメガネやコンタクトなどで矯正をした方がいいのでは、と思います
そうでなければ
自分の正面とはどこなのか
これをきっちりと認識し、日常生活で意識的にポジションを修正することを習慣化すること
この、どちらかはしていただきたいと思います
どこでも緊張していると全身への影響ってありますが、目は進む方向を決めることにも関わってきますから
視線の行く先に、体って流れていきます
視線が右側に傾く人は、右肩が下がり右わき腹が縮みがちになります
試しにやってみて下さい
当然肩こりや首凝りに影響があるでしょうし、腰痛にだって関わってくることが容易に想像がつくと思います
こういうことを無視して腹筋だ、背筋だ、スクワットだ、と言っていてもどうなのかなぁ、と思うんですよね
筋力や柔軟性に目を向けるのがダメではないですが、それだけでは無い、ということを知っておいて欲しいなぁと思います
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