体を柔らかくしたいからといって頑張って柔軟をしなくても、柔らかくなれることってあるんですよ
例えば前屈
無用な力みを排除してコツをつかんでしまえば、簡単にスルスルと出来るようになってしまいます
そこに前屈の練習は必要ありません
去年からず~っと熱心に「ゆる活」に通って来てくれている生徒さん
前屈どころか長座・・・いえ、体育座りもツラくてできなかったのに、昨日、いきなり立位での前屈で、指がしっかりと床につきました~\(^o^)/
始めていらしていただいたときに、「アクティブなことが好きなのに疲れやすく、あちこち痛みを抱えているので、そこから解放されたい・・・」と、お話しされたことを今でもよく覚えています
体を見せていただくと、とにかくガッチガチに体を固めている (+_+)
ちょっとどこかを動かそうとすると、すぐに力が入ってしまう
で、お約束のように、本人は力みの自覚ナシ
私からすると、「そのガッチガチをやめたらラクになると思うんだけどな~」って感じだったので、そこから10か月間
ひたすら体を観察して、脱力する感覚をおぼえてもらう・・・ただそれだけの、超~地味~なレッスンの始まりでした
想像つきますか?
ストレッチなし、トレーニングめいたこと一切なしのレッスンって・・・
じゃぁ、何をやっているの?ってなると思いますが、指導している私も言葉では上手く伝えられないという・・・(笑)
お猿のような動きをしてみたり、つぶやきながら背中を動かして~なんて言ってみたり
なんかよくわからない盆踊りめいた動きを笑顔でやって~とか、ときには私が直接体にアプローチしてゆるめてみたりの1時間
こうして書いていても、アクティブなことが大好きなのに、よくついてきてくれたなぁ~って、本当に感謝の気持ちでいっぱいになっちゃう (T_T)
前屈そのものが出来ようが出来まいが、そこにそんなに私自身はこだわらないのですが(コツをつかんだら誰でも出来ると思っているので)、何よりも本人が体の変化を如実に実感できると思うので、「前屈が出来るようになるといいね~♫」って感じでやってきました
少しずつ、体がツラい、ここが痛い・・・から解放されてきた、という報告を受けて、ここ数週間は体をゆるめるほうから、徐々に動かすほうにシフトチェンジしてきていたのですが
昨日ちょこっと脚にスイッチをいれてみたところ「これはいけるかも・・・」と思ったので、「そのまま前屈してみたら?」と言ってトライしてもらったら、前述のように出来てしまったんですね~♬
やってみて!と自分で言っておきながら、「ぎぇ~!!」と超~ビックリしている私(笑)
本当にね、バッキバキに体が硬いときに前屈の練習なんてしなくてもいいんです
それよりもゆるめることが先決
出来ない原因は力んでいることがほとんどなので、力みをやめないと出来るようになんてならないわけです
それを無理にやろうとすると、力む練習になってしまうので、もっと出来なくなって苦手意識が高まってしまうんですね
第一、ケガのリスクが上がっちゃいます
まずは脱力をして、それからポジションだったり、どこから前屈していくか・・・をより明確にするともっともっと前屈は深まります
さらに深めたければ、そこから前モモにスイッチをいれる・・・とかね
前屈を深めるのにも段階があると、私的には思っています
人それぞれ体の感度も違いますしね
ちゃんと段階を踏んで、心と体を大事にしていけばほとんどのことは出来ちゃいます!
って言いながら、出来たところを見ちゃうと本人よりも大騒ぎする私なんですけどね(笑)
本人もメッチャやる気のようですが、私もやる気スイッチ、超~全開でございます(≧∇≦)
ありがとう!
いろんなギフトをた~くさんもらってる
私って超~幸せ者 ♡
一人でも多くの人が、本来の体を取り戻し、「ラク」を取り戻せるように・・・
そのお手伝いが出来ることに、幸せを感じずにはいられません(*^_^*)
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